こんにちは^^
「ひろ」です
本日はフィルタのことについてお話していこうと思います
家庭用の空気清浄機を持っている方やこれから購入される方の参考になれば幸いです
目次
フィルタの種類
協伸産業さんの図を参考に見ていきます
出典:協伸産業株式会社ホームページ http://www.k-kyoshin.jp/
上記の図を見ると大きく分けて4種類のフィルターが存在しています
家庭用空気清浄機の場合は、メインになる集塵フィルタは主に
「プレフィルタ」「HEPAフィルタ」が使われています
・プレフィルタとは
プレフィルタとは 外気取入における粗じん(落ち葉や昆虫などの大き目のゴミ)を取り除くので、
次段フィルタの性能維持のロングライフ化に役立つため、汎用的に使われるフィルタです
種類によっては洗浄が可能なものもあります
色々な形がありますが、よくあるのが写真のような黒い縁にフィルタが付いているタイプです
・HEPAフィルタとは
HEPAフィルタとは「High Efficiency Particulate Air Filter」の略で「高効率エアフィルタ」のことを指します
規格を満たした商品の総称です
ちなみにHEPAフィルタは下記のようなものです
プレフィルタと違って厚みがあり、プリーツ状になっているものです
HEPAフィルタと中高性能フィルタの違いなのですが
家庭用空気清浄機のレベルではほとんど大差はありません
HEPAフィルタは粒子捕集率99.97%ですが、中高性能フィルタも同じく95~99.5%程度あります 誤差程度だと思って下さい
この捕集効率が高いほど浄化された空気を出すことができます
参考に表を載せておきます
上記のような使い方としてよくあるのがプレフィルタで粗目のごみを取って、HEPAフィルターで完全に浄化し、きれいな空気を出すような二重~三重構造(次段フィルタ)の仕組みです
二重~三重構造(次段フィルタ)にすることでフィルタの性能維持につながります
お手入れ・メンテナンス方法
フィルターお手入れする頻度は?
お部屋の空気の汚れ方によって家庭ごとに違いますが、
基本的にフィルタのお手入れの目安は下記のとおりです
プレフィルタ
2週間に1回
吸込口の外側は、掃除機でホコリを吸い取るのが理想です
HEPAフィルタ
3~5年に1回(※メーカーによって違いがあります)
3~5年以内でも、フィルタに嫌なニオイ が付着したときは、早めの交換するのが良いです
また、フィルタの特徴は下記のとおりです
プレフィルター →水洗い可
HEPAフィルター →水洗い不可
なので間違ってもHEPAフィルタは水洗いしないようにしましょう
フィルタ清掃しないと・・・
フィルタ清掃をしないとどうなるでしょうか?
それは浄化能力が下がってしまうということです
家庭用空気清浄機の対応畳数は(家電メーカーで作る親睦会)JEM1467規格で定められた粉塵の処理能力によって規定されています。風量が半分に減ると浄化できる空気の量も半分に減るので対応畳数もそれに合わせて狭くなっていきます
例えば、10畳のリビングで10畳用の空気清浄機を使用している場合、フィルタ交換直前の空気清浄機は5畳程度の浄化能力しか持たないということになります
対応畳数を見て購入されている方はフィルタ交換前は浄化能力が下がっているので
上記を考慮した上で購入を検討されてみてはいかがでしょうか
まとめ
いかがだったでしょうか
フィルタの種類(プレフィルタ、HEPAフィルタ)の解説をしました
よく分からなかった方は下記を覚えておけば問題ないです!
プレフィルタ → 水洗い可能、2週間に1回清掃
HEPAフィルタ →水洗い不可、3~5年に1度交換
ご参考になればと思います。
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