こんにちは!
今日は快適な温度、湿度について解説していきます。
温度についてはみなさんよく温度計を持っていてこのくらいなら適温だなと思ったりしたことはあると思います。
しかし湿度に関して気にしている方は少ないのではないでしょうか。
最適な温湿度を知っていれば、冬の時期はとくに喉が乾燥して体調を崩すってことは少なくなると思います。
私は去年から温湿度を気にしながら部屋の管理をしていますが、風邪をひいたり、喉の体調が悪くなったりしていません。本当です。
ぜひ最適な温湿度を覚えていって頂ければ幸いです。
目次
快適な空間の定義
厚生労働省が定めている建築物環境衛生管理基準によると下記のように示しております、
“建築物衛生法において、空気調和設備とは、「エア・フィルター、電気集じん等を用いて外から取り入れた空気等を浄化し、その温度、湿度及び流量を調節して供給(排出を含む。)ことができる機器及び附属設備の総体」をいいます。すなわち、浄化、温度、湿度、流量の調節の4つの機能を備えた設備のことです。
空気調和設備を設けている場合は、居室において、下表の基準におおむね適合するように、厚生労働大臣が定める「空気調和設備等の維持管理及び清掃等に係る技術上の基準」に従い、空気調和設備の維持管理に努めなくてはなりません。“
ア 浮遊粉じんの量 | 0.15 mg/m3以下 |
イ 一酸化炭素の含有率 | 100万分の10以下(=10 ppm以下) ※特例として外気がすでに10ppm以上ある場合には20ppm以下 |
ウ 二酸化炭素の含有率 | 100万分の1000以下(=1000 ppm以下) |
エ 温度 | (1) 17℃以上28℃以下 (2) 居室における温度を外気の温度より低くする場合は、その差を著しくしないこと。 |
オ 相対湿度 | 40%以上70%以下 |
カ 気流 | 0.5 m/秒以下 |
キ ホルムアルデヒドの量 | 0.1 mg/m3以下(=0.08 ppm以下) |
上記の表のように温度は17℃以上28℃以下、湿度は40%以上~70%以下と記載されています。
最適な温湿度は?
温度は17℃以上28℃以下といった幅が大きすぎるので暖房時、冷房時で詳しく見てみます。
①暖房時
室温17℃~22℃を目安に行いましょう。
暖房するときは17℃~22℃に保つことが良いとされています、暖めすぎは呼吸器疾病を引き起こすなど健康に良くないだけでなくエネルギーの無駄遣いとなり、環境への負荷を高めてしまいます。
②冷房時
室温25℃~28℃
外気との温度差7℃以内を目安に行いましょう。
冷風を直接体に当てたり、冷房した部屋で長時間過ごすと体の疲労感や倦怠感、寒冷感、頭痛、腹痛、神経痛、腰痛、下痢や呼吸器障害、生理不順などいわゆる冷房病となり体調を崩す原因となります。
③湿度
建築物環境衛生管理基準では40℃以上~70℃以下とされていますが、下記の表のとおり40%以上~60%以下でよいと思います。私個人的な意見でも40%以上~60%以下が良いと思います。
湿度が高すぎてしまうとカビやダニが発生するといったことが起きてしまいます。
60%程度でも喉の違和感なく快適に過ごせると思います。
温度管理のために
温度管理するためには、自分の部屋の温湿度を知ることが必要です。
そのためには温度計を利用して適正な温度管理をする必要があります。
上記のようなものです。
私も温湿度計を使っていますが、
夏場は、高湿度に注意して必要に応じてエアコンで除湿を行い70%以下になるようにしています。
また、冬場は、湿度が40%以下になると喉に違和感が出てくるので40%以下の時は加湿器を使用して湿度を上げるようにしています。
まとめ
いかがでしたか?
テレワークで自宅に居ることが多くなった今、自宅での温湿度管理は重要になっています。
冬場:室温17℃~22℃
夏場:室温25℃~28℃
湿度40%~60%以内を目安に日々管理していくと快適な日々を過ごすことが出来ると思います。
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